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はり・灸 うたたね

2026-06-19 コンディショニング

「ケガをしにくい身体」をつくる──JSPO-ATが考える可動域とセルフケア

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「ケガをしにくい身体」をつくる──JSPO-ATが考える可動域とセルフケア

ケガから復帰したとき、多くの方がホッとされます。ですが本当に大切なのは、[[復帰してから、また痛めないこと]]です。今回は、日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー(JSPO-AT)としての視点から、「ケガをしにくい身体」をつくる考え方と、ご自宅でできるセルフケアを整理します。

「治す」だけでなく「戻さない」まで

痛みが引くと、つい「もう大丈夫」と元の練習量に戻したくなります。ですが、痛みの原因になった動きの癖や可動域の不足がそのままだと、同じところに負担が戻ってきます。

アスレティックトレーナーの現場では、復帰は“ゴール”ではなく“再発させないためのスタート”と考えます。痛みが消えた後こそ、身体づくりの本番なのです。

ケガをしにくい身体の3つの土台

土台みるところねらい
可動域肩・股関節・足首の動く範囲動きにくい場所を減らし、負担の偏りを防ぐ
体幹の安定姿勢を支える深い筋の働き手足の力を効率よく伝える土台をつくる
連動全身が連なって動けているか一部に負担を集めない動き方を身につける

この3つは、どれか一つだけを鍛えても十分ではありません。動く範囲を広げ、それを支える体幹を整え、全身で連動させる——この順番を一つの流れとして考えます。

動きの硬い場所は、フォームローラーなどでのセルフケアも取り入れる
動きの硬い場所は、フォームローラーなどでのセルフケアも取り入れる

自宅でできる、はじめの一歩

  • 運動の前後に、肩・股関節・足首をゆっくり大きく動かす(反動をつけず、痛くない範囲で)
  • 練習後、張りを感じる場所をフォームローラーなどで軽くほぐす
  • 同じ姿勢を続けたら、こまめに立ち上がって全身を動かす

自己流で迷ったら、見立てを相談する

「どこを、どのくらい動かせばいいか」は、人によって違います。動画のとおりにやって合わないこともあります。うたたねでは、姿勢や動作を診たうえで、その方に合ったセルフケアをお伝えしています。

Q

ストレッチは、いつやるのが良いですか?

A

目的によります。運動前は反動をつけずに大きく動かす準備、運動後や就寝前はゆっくり伸ばすケアが向くことが多いです。痛みが出る動きは避けるのが基本です。

おわりに

ケガをしにくい身体は、一度の施術でできあがるものではありません。可動域・体幹・連動を、少しずつ整えていく。その過程を、現場を知るトレーナーとして一緒に伴走できればと思っています。

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梶原 康生

梶原 康生

はり・灸 うたたね 院長/JSPO-AT・はり師・きゅう師

2003年からプロスポーツ選手の治療・コンディショニングに携わり、2009年に神戸・垂水で「はり・灸 うたたね」を開院。痛い場所ではなく“原因”から見立てるスポーツ鍼灸を行っています。

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